コーヒーにはダイエット効果あり

コーヒーにはダイエット効果あり

中道 麻智子

管理栄養士

執筆者:中道 麻智子

大学卒業後、料理教室の運営スタッフとして勤務。主に料理講師を1年間経験。その後、委託給食会社で大量調理、献立作成、離乳食教室講師などに従事してきた。現在はオンラインでの保健指導、健康関連の執筆など幅広く活動している。

嗜好品として親しまれているコーヒー。コーヒーにはダイエット効果があることをご存知ですか?コーヒー好きには朗報!今回はコーヒーにどのようなダイエット効果があるのかをご紹介します。コーヒーを日常生活に上手く摂り入れることでダイエット効果を高めましょう。

コーヒーとは

コーヒー豆を焙煎して挽いた粉末からお湯や水で抽出した飲み物です。カフェイン飲料の代表格として世界中で人気が高く、眠気冷ましのために仕事中にも飲まれることの多い飲料です。

脂肪燃焼効果のあるカフェイン

コーヒーに含まれるカフェインにはリパーゼという脂肪分解酵素の分泌を促進する働きがあります。リパーゼが分泌されることによって脂肪が「脂肪酸」と「グリセリン」に分解されます。脂肪はこのように分解されて初めて燃焼されます。カフェインはリパーゼの分泌を促進するほかにも血管を広げる働きがあり、血流を促進して基礎代謝を上げる働きがあります。
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体脂肪の蓄積を防ぐクロロゲン酸

コーヒーに含まれる物質の中で、もう一つ重要なものに「クロロゲン酸」があります。クロロゲン酸にはポリフェノール同様に脂肪を燃えやすくして脂肪の蓄積を抑える働きがあり、皮下脂肪や内臓脂肪がつきにくくなります。

体内の老廃物を体外に排出する働きがある

カフェインには利尿作用があり、トイレに行く回数が増えます。その分尿から体内の老廃物も排出されやすくなります。体内の余分な水分も排出されるため、むくみも改善されやすくなりますよ。

コーヒーを飲むタイミングっていつ?

・運動や入浴の30分前

 カフェインとクロロゲン酸は摂ってからダイエット効果を得られるまで30分かかると言われています。コーヒーを飲んでから30分後に運動や入浴を行うとダイエットにより効果的です。

・食後

コーヒーには脂肪燃焼効果がありますので、食後に飲むことで食べた物が体脂肪として蓄積されにくくなります。なるべく食後30分の間にコーヒーを飲むようにしましょう。

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コーヒーをダイエットに取り入れる際の注意点

・1日1~3杯の適量を摂る

カフェインには覚醒作用や利尿作用があるなど、飲みすぎると不眠など身体の不調も招く場合があります。カフェインの摂取量は1日300~350mlと言われており、多く飲めば効果ができるというわけではありませんので、適量を摂るようにしましょう。

・コーヒーだけで痩せることが出来るわけではない

コーヒーはダイエットの効果を高める働きがありますが、コーヒーだけ飲んでいれば痩せるというわけではありません。規則正しい食生活と運動に加えてコーヒーを取り入れましょう。

まとめ

コーヒーはダイエット効果が高く、気軽に摂れる飲み物の一つです。飲みすぎや飲むタイミングに注意してコーヒーを味方につけてダイエットを成功させましょう!
矢野 宏行

医師 医学博士

監修者:矢野 宏行

糖尿病専門医、老年病専門医。
2006年 日本医科大学を卒業後、日本医科大学付属病院、国立国際医療研究センター研究所を経て、現在は都内クリニックに勤務。