コンビニ弁当でもバランスの良い食生活を!管理栄養士がポイントを解説

コンビニ弁当でもバランスの良い食生活を!管理栄養士がポイントを解説

渡邉 詩織

管理栄養士

執筆者:渡邉 詩織

大学卒業後、管理栄養士として社員食堂、総合病院、特別養護老人ホームに勤務。主に糖尿病、高血圧の患者さんへの栄養指導、献立作成、調理など幅広く経験。現在は料理・お菓子教室、食育活動、健康関連の執筆など幅広く活動している。

日々仕事で忙しくされているビジネスマンにとって、コンビニ弁当は強い味方ですよね。 日本全国にコンビニは約58000店舗あり、とても身近な存在です。 しかし、コンビニ弁当もポイントを押さえておかないとポッコリおなかのメタボの仲間入りなんてことも。 今回はコンビニ弁当の上手な選び方について紹介します。


はじめに

都市で生活される方にとって、コンビニはいたるところにあり、利用しやすいですよね。
仕事中にちょっとコンビニに立ち寄って、食料を調達・・・
なんてことも日常的になっていませんか。
しかし、コンビニ弁当はバランスが偏りやすく、単品物になりやすいため、栄養的には注意したいポイントが沢山あるのです。

こんな生活送っていませんか?

朝から全速力で仕事に取組み、お昼にはヘトヘト・・・。
サクッとコンビニで食事を済ませて、おなか一杯になり、午後も仕事を頑張ろう!
という感じで、丼ものや麺類、菓子パンと、ちょっと体に良さそうな野菜ジュースで済ませていませんか?
実はこの生活を続けるのは、ちょっと危険なんです!
一品物の丼ものや麺類、菓子パンは炭水化物の量が多く、野菜や肉魚の割合が少なめ。
そのため食後の血糖値が高くなりやすい食事なのです。
からだに気を遣ったはずの野菜ジュースも、じつは野菜や果物に含まれる糖質がたっぷり入っています。
コンビニ弁当でもバランスの良い食生活を!管理栄養士がポイントを解説1

コンビニ弁当で気を付けたいポイント

それでは、どんなことに注意してコンビニ弁当を選べばよいのでしょうか。
まずはじめのステップとしては、手に取った食品の裏に記載されている「栄養成分表示」を確認するようにしてみましょう。
日々なんとなく選んでいるコンビニの食品ですが、選ぶときに塩分炭水化物、食物繊維、ビタミン類などの量をチェックするようにしましょう。
この習慣をつけると、「この商品は塩分高めだな」とか「もう少しカロリー控え目の弁当にしよう」とか、自然と意識が変わってきますよ。
コンビニ弁当でもバランスの良い食生活を!管理栄養士がポイントを解説2

彩りなどの見た目も意識しよう

次のステップとして、「彩りなどの見た目を意識する」ことをしてみましょう。
バランスが偏っている食事は、白や黄色、茶色などの色に偏りがちです。
反対にバランスの良い食事は、[赤、白、黄、緑、黒]など彩りが豊かになります。
例えば、肉や魚、ニンジンの「赤」、ご飯やパン、白菜や大根などの「白」、卵やカボチャ、レモンの「黄」、ホウレンソウやブロッコリー、ピーマンなどの「緑」、キノコや海藻、黒ゴマなどの「黒」など、イメージできますよね。
野菜ジュースで済ませるのではなく、トマトやレタス、キノコが入っているカラフルなサラダを選んだり、食材の種類が多い弁当を選ぶようにすることもポイントです。
牛丼やうどんより、同じ一品料理でも八宝菜丼やサラダ麺などを選んでみるだけでも、だいぶ変わります。
色を意識すると、血糖値の上昇を抑える食物繊維や、栄養素をスムーズに代謝するために利用されるビタミン類、カラダ作りに大切なたんぱく質など、健康維持に必要な栄養バランスに近づいていきますよ。

まとめ

毎日を忙しく生活するビジネスマンにとって、身近なコンビニはなくてはならないものですよね。
手軽に食料を調達できるコンビニですが、栄養バランスを考えながら健康的に利用しましょう。
上手にお弁当を選択できると、仕事の質もレベルアップするかもしれませんよ!
矢野 宏行

医師 医学博士

監修者:矢野 宏行

糖尿病専門医、老年病専門医。
2006年 日本医科大学を卒業後、日本医科大学付属病院、国立国際医療研究センター研究所を経て、現在は都内クリニックに勤務。