コンビニ食の落とし穴!バランスの良い食生活を目指すポイントとは

コンビニ食の落とし穴!バランスの良い食生活を目指すポイントとは

渡邉 詩織

管理栄養士

執筆者:渡邉 詩織

大学卒業後、管理栄養士として社員食堂、総合病院、特別養護老人ホームに勤務。主に糖尿病、高血圧の患者さんへの栄養指導、献立作成、調理など幅広く経験。現在は料理・お菓子教室、食育活動、健康関連の執筆など幅広く活動している。

日々仕事を外で頑張るサラリーマンの強い味方、コンビニ食。コンビニは至る所にたくさんあって、利用しやすく、仕事中にちょっと立ち寄って食事を調達…なんてことも珍しくありませんよね。 しかし、「コンビニ食」のポイントを押さえていないと気づいたら、ポッコリおなかの生活習慣病の仲間入りなんてことも!?コンビニ食の気を付けたいところ、上手な選び方をご紹介します♪

こんな生活送っていませんか?

仕事を頑張りお昼にはヘトヘト。さくっとコンビニ食でおなか一杯になって午後も頑張ろう!ということで、丼物や麺類、菓子パンと、ちょっとカラダによさそうな野菜ジュースで済ませたりしていませんか?一品物の丼物や麺類、菓子パンは炭水化物の量が多く、野菜や肉魚の割合が少なめ(もしくは入っていない)。そのため食後の血糖値がぐんっと高くなってしまう食事です。身体に気を使ったつもりの野菜ジュースも、砂糖不使用と書いてあったりしますが、実は野菜や果物由来の糖質がたっぷり入っています。
血糖値の急激な上昇を防ぐ強い味方「食物繊維」も、製造過程で少なくなってしまうのです。血糖値が急激に上がると、午後の仕事はなんだか眠くてやる気スイッチが入らない!!…なんてことも。
コンビニ食の落とし穴1

コンビニ食はどんなことに注意するべき?

では、どんなことに気を付けてコンビニ食を選べばよいのでしょうか?

まず始めのステップとして、どんな商品でも「栄養成分表示を確認」することから始めてみましょう。日々なんとなく選んでいるコンビニ飯たち。選ぶときに塩分や糖質、食物繊維やビタミン類の量に注目するようにしましょう。習慣を変えていくと、(この商品は塩分高めだったな)(この商品は食物繊維が多かったな)など自然に意識が変わってきます。
コンビニ食の落とし穴2
次のステップとして、「彩りなどの見た目を意識する」ことをしてみましょう。バランスが偏った食事って、白や黄色、茶色に色が偏りがちではありませんか?バランスの良い食事は【赤・白・黄・緑・黒】が揃っているとよいのです。
肉や魚、ニンジンの「赤」、ごはんやパン、白菜や大根など薄い色の野菜の「白」、卵やカボチャ、レモンなどの「黄」、ホウレン草やブロッコリー、ピーマンなどの色の濃い野菜の「緑」、キノコや海藻、黒ゴマなどの「黒」。
野菜ジュースで済ませるのではなく、トマトやレタス、キノコなどが乗ったカラフルなサラダを選んだり、入っている食材の種類が多い弁当を選ぶようにしましょう。牛丼やうどんより、同じ一品料理でも八宝菜丼やサラダ麺などを選択するだけでも変わりますよ。
色の意識をすると、血糖値の上昇を抑える食物繊維や、栄養素をスムーズに代謝するために使われるビタミン類、代謝を上げることにつながるたんぱく質など健康維持に必要な栄養バランスに近づいていきます。

まとめ

身近で便利なコンビニ食。忙しいビジネスマンやOLさんにとってはなくてはならないものですね。コンビニ食は食べ方、選び方によって日々の健康に役立てることも出来ます。上手に選択して健康も仕事の質もレベルアップしていきましょう!
矢野 宏行

医師 医学博士

監修者:矢野 宏行

糖尿病専門医、老年病専門医。
2006年 日本医科大学を卒業後、日本医科大学付属病院、国立国際医療研究センター研究所を経て、現在は都内クリニックに勤務。