【管理栄養士執筆】食べてないのに太るという方に伝えたい食事のチェックポイント!

【管理栄養士執筆】食べてないのに太るという方に伝えたい食事のチェックポイント!

山崎 麻未

管理栄養士

執筆者:山崎 麻未

大学卒業後、糖尿病専門医のいる病院に管理栄養士として7年間勤務。調理業務、献立作成、糖尿病をはじめとする生活習慣病の患者への栄養指導に従事。その後、オンラインの保健指導、健康関連の執筆を主に行なっている。

食べてないのに太る。これ、実はとっても多い悩みの1つなんです。しかし、本当に食べていないのなら体重は減っていくはず。今回はそんな方に向けた食事内容のチェックの仕方を中心にお伝えします。


はじめに

「食べていないのに太る」とおっしゃる方は結構いらっしゃいます。
生活習慣病の患者さんなどから多く聞く悩みのひとつです。
しかし、私たちが「太る」もしくは「痩せない」のは、
摂取カロリー>消費カロリーだからなのです。
つまり、エネルギーをどれだけ食べ物から摂り、どのくらいエネルギーを日々の活動で消費したか。
今回は「食べていないのに太る」と思っている方へ、食生活の改善ポイントなどを紹介します。

甘い菓子パンやジュースを飲んでいませんか?

甘いお菓子はもちろんですが、菓子パンも砂糖をたくさん使っていて、カロリーが高い食品です。
小腹が空いたから、ちょっとコンビニで菓子パンでもとメロンパンを買って食べるとします。
メロンパン1個のカロリーは大体300~400kcalです。
では、食事の代わりに菓子パンで済まそうとすると、菓子パンはほぼ炭水化物(糖質)で出来ているため、タンパク質などが不足しやすく、カラダに必要な栄養素が摂れません。
そこで、オススメとしては食事でパンを選ぶときは、お肉や野菜が入っているサンドイッチや総菜パンを選ぶようにすることです。
また、普段の飲み物が甘いジュース・コーヒーという人も、自分が思っているよりもカロリーを摂取していますよ。
ジュースの代表格であるコカ・コーラはペットボトル1本(500ml)で225kcal。
軽くごはんお茶碗1杯分はあります。
コーヒー好きの方も多いと思いますが、できれば砂糖やガムシロップを使わず飲むようにしたいですね。
食べてないのに太るという方に伝えたい食事のチェックポイント1

単品食に偏っていませんか?

カレーライス、ラーメン、丼ものなどの単品食は炭水化物に偏った食事になりがちです。
肉や魚などのたんぱく質、野菜などが足りないため、バランスが悪く、太りやすくなります。
出来れば定食のような品数の多い食事を選びましょう。

野菜はどのくらい食べていますか?

野菜をあまり食べない人はビタミンやミネラル、食物繊維が不足しがちです。
そのため、代謝が落ちたり、便秘になったり、血糖値が急上昇しやすくなったりと太りやすい原因を作ってしまいます。
しかし逆に野菜だけで食事を済ませるのも良くありません。
一時的には摂取するカロリーの低下から痩せることはありますが、他の栄養素が不足することからカラダは飢餓状態になります。
その結果、少し食べただけでもエネルギーを体にため込むようになってしまうため、太りやすい体質になってしまいます。

健康に良さそうなもの何でも食べていませんか?

よく、健康に良いと言われるものをすべて食べようとする方に出会います。
納豆・豆乳・ハチミツ・ヨーグルトなどなど。
これらは確かに健康に良い食べものと紹介されますが、食べ過ぎていませんか?
健康に良いと言われても、どれも低カロリーではありません。
それぞれ、適量を摂るようにするとともに、1日3回の食事だけでも十分なエネルギーと、体に良い食品を摂ることは可能です。

まとめ

いかがですか?
自分ではあまりカロリーを摂っていないつもりでも、このような食生活を送っていれば太る原因となります。
毎日の食事はバランスが重要です。何気なく口にしている間食や甘い飲み物を制限するだけでもダイエットには有効ですよ。
矢野 宏行

医師 医学博士

監修者:矢野 宏行

糖尿病専門医、老年病専門医。
2006年 日本医科大学を卒業後、日本医科大学付属病院、国立国際医療研究センター研究所を経て、現在は都内クリニックに勤務。