メタボの人に多い食生活の特徴とは?

メタボの人に多い食生活の特徴とは?

川村 あかね

管理栄養士

執筆者:川村 あかね

大学卒業後、管理栄養士として総合病院に勤務。生活習慣病をはじめとした、多岐にわたる疾患に対する栄養指導を8年間経験。現在は特定保健指導、地域のボランティアにて高齢者の料理教室や乳幼児の親御さんへの栄養相談などを行っている。

メタボを予防・改善するためには、食生活を見直すことがとても大切です。 「ついつい…」「近いうちに改善すれば…」という気持ちで悪習慣を継続してしまうと、取り返しのつかない状態に陥りかねません。今回はメタボになりやすい食生活をいくつかご紹介しますので、ご自身の生活スタイルと照らし合わせ、手遅れにならない今のうちに改善するきっかけにして頂けると嬉しいです。


はじめに

日本人男性の2人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドローム(メタボ)が疑われる現代において、食生活をおろそかにすることは出来ません。
メタボは内臓脂肪型肥満を特徴として、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの原因となり、心筋梗塞や脳卒中などの発症にも関連してきます。
今回はそんなメタボの人に多い食生活をお伝えするとともに、今後どのように改善するべきかについて解説します。

メタボの人がやりがちな食生活とは

・甘い物、脂っこい物を多く食べている

甘い物や脂っこいものを好きな方が多いと思います。
ついつい食べ過ぎてしまい、習慣化している方もいるのではないでしょうか。
甘いものは糖質が、脂っこいものは脂質が多く含まれますので、体脂肪がつき、体重増加の原因になります。
甘いものは、特に食後のデザートや間食で食べることが多いと思います。
そんな時は、表示されているカロリー量を見るようにして、数字として把握する癖をつけましょう。
食べようとしているケーキが300kcalあると認識するだけでも、後ろめたい気持ちになりませんか?
また、脂っこいものは「揚げる・炒める」調理法に多いです。
「焼く・蒸す」などの調理法の食事を選択するだけでも摂取するカロリーを抑えることが出来ます。
メタボの人に多い食生活の特徴とは1

・野菜をあまり食べない

メタボの方は、サラダなどの野菜料理をあまり食べない方がいます。
野菜は食物繊維が豊富であり、ビタミンやミネラルも効率よく摂取出来ます。
食物繊維が豊富なものは、食べるときによく噛むため満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを防いでくれる効果があります。
コース料理のように、食事のはじめに野菜料理を食べることは、つい食べ過ぎでしまう・・・という方には効果的な食べ方です。

・だらだら食べ続ける

食事が終わると、ついお菓子を食べてしまう。
テレビを見ながら、延々と袋菓子を食べ続けてしまう・・・。
この「だらだら」食べてしまうことは、切れ目なくエネルギーを摂取していることになるため当然体重に影響してきます。
思い当たる方もいらっしゃるかと思います。
この「だらだら食べる」は、切れ目なくエネルギーを摂取していることになるため、当然体重増加の原因となります。
食べるときと食べないときのメリハリをつけましょう。
メタボの人に多い食生活の特徴とは2

・3食規則正しく食べられない

「仕事が忙しい」、「朝は面倒で」などの理由で食事を抜いてしまうことはありませんか?
実は、「3食規則正しく食べる」ということは、シンプルですがとても大切です。
1食抜いてしまうと、次の食事を多く食べてしまいがちです。
また、栄養が入ってこない時間が長くなるほど、次の食事でとりこんだ栄養が体にため込みやすくなってしまいます。
1食抜いてしまうことで、次の食事を多く食べてしまいがちです。
また、栄養が入ってこない時間が長くなるほど、次の食事で取り込んだ栄養を体に溜め込みやすくなってしまい、痩せにくい体質が出来上がってしまうのです。
このため、痩せにくい体質になるのです。
いくらエネルギーや栄養バランスに配慮した食生活を意識しても、食事リズムが崩れているようでは効果を発揮できません。
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まとめ

いかがでしたか?
メタボは、食生活の乱れから起こることがほとんどです。
習慣はなかなか変えることは難しいですが、今後の人生を健康的に暮らしたいと願うのであれば、まずは食生活を見直すことが重要です。
将来の健康のためにも、少しずつ取り組んでいきましょう。
矢野 宏行

医師 医学博士

監修者:矢野 宏行

糖尿病専門医、老年病専門医。
2006年 日本医科大学を卒業後、日本医科大学付属病院、国立国際医療研究センター研究所を経て、現在は都内クリニックに勤務。